マオリが守った世界遺産トンガリロ国立公園 | たびどん! - 海外旅行情報をどーんとお届け
スポットカテゴリ | オセアニア, ニュージーランド |
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トンガリロ国立公園は、ニュージーランド初、世界でも2番目に指定された国立公園です。
ニュージーランドの北島中央部・タウポ湖から車で30分ほどに位置し、活火山と死火山が混在したユニークな生態系と優れた景観を持っています。
また、ニュージーランドの先住民・マオリ族の聖地でもあり、入植者の開発から守るためにマオリ族が国へ寄贈した土地。このような背景から'90年に自然遺産、93年には文化遺産に登録され、ニュージーランドでただひとつの複合遺産となっています。
トレッキングや川下り、スキーなどを楽しむ多くの観光客が訪れる人気スポットです。
(Photo By lifacolor ,wikipedia)
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ファンタジーの舞台!
ハロー!たび丼ですたい。
トンガリロ国立公園は、映画「ロード・オブ・ザ・リング」の舞台にもなったばい!
ブルース道路周辺は映画の中でモルドール、ルアペフ山はドーム山として登場していたっちゃんね!
うーむ、ファンタジ~。
(Photo By wikipedia)
ひろがる雄大な自然!
約8万ヘクタールの高原地帯に、長さ18キロメートル以上も連なる山々。数々の滝や噴火によってぽっかりと開いた巨大なクレーターなど、トンガリロ国立公園は美しく雄大な景色が広がります。
3つの活火山、エメラルド色に輝く湖があるトンガリロ(1,967m)・富士山によく似たナウルホエ(2,291m)・最高峰のルアペフ(2,797m)があり、これらをまわる1日トレッキングコース、トンガリロ・アルパイン・クロッシングが人気です。
また、豊かな森林にニュージーランド原生の鳥類が多く生息し、バードウォッチングも楽しめます。
(Photo By Heike_Quosdorf)
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トンガリロに泊まろう
公園近くには豪華なホテルからモーテル、キャンプ場、キャビンまで各タイプの宿泊施設があるばい。混みあうシーズンには予約をしていこう。
また公園内でも、主なトレッキングコースやその他の地域に設置された「ハット」と呼ばれる山小屋を利用できるたい。ビジターセンターに申請しよう。
ハットには、設備がある程度揃ったものや、設備のないシェルターがあるっちゃんね。
うーん、おいどんはどこに泊まろう~。
(Photo By Or Hiltch)
マオリの伝説
この公園内の山々は、マオリの人々にとって神聖で大切なもの。
聖なる山として、歴代の首長を山頂に埋葬してきたといわれています。
マオリ族の伝説では、トンガリロを初めて探検した司祭ナトロイランギが道中、吹雪に遭い凍えながら火を呼び、その声が「南(トンガ)」へ「届き(リロ)」、遥か故郷の地ハワイキから届いた火がトンガリロ山を噴火させ、司祭の体を温めたと語られています。
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聖地として崇めながら、この土地の恵みを生活に役立ててきたマオリ族。
この島がニュージーランドという国になった時、当時の族長は永久保存を条件に聖地を国に譲り渡しました。入植者の開拓によって破壊されないようにするためです。そうして、この雄大な景色が現在まで保たれているのです。
こうした背景を持つこの公園も、昨今は入山者のマナー低下が問われているようです。マオリの神々に敬意を払い、いつまでもこの地が美しくあるよう訪れたいですね。
(Photo By Andrew Turner, lifacolor)
トレッキングコース
トレッキングには夏冬問わず、日焼け止めとサングラスは用意しましょう。
■ハイキングコース
豊富にある、短距離で気軽なハイキングコース。ルアペフ山の噴火口や滝を見られます。
■1日コース
最も人気のあるトンガリロ・アルパイン・クロッシングでは、見事な火山風景に加えて、タウポ湖からタラナキ山まで遠方の眺めも楽しめます。
■泊りがけコース
トンガリロ・ノーザン・サーキット(所要4日)や、山を周回するラウンド・ザ・マウンテン・トラック(所要6日)などが有名です。
(Photo By wikipedia)
</blockquトレッキングの注意点
トレッキングの注意点をいくつか紹介するばい。
・天候に注意!山や川の天気は急変すると危険が増すばい。
・経験や体力に合わせたコースに沿って歩こう。
・知人や家族、宿泊先など各所に出発日や帰着日を報告しておこう。
・快適な服装、食料や水分は十分に用意していこう。
・単独だと怪我や迷子になった時さらに危険!グループ行動にするばい。
・万一道に迷ったら、闇雲に歩き回らず安全なところで待機。日中は目立つ色の物を、夜間はカメラのフラッシュや懐中電灯の光などで、上空から見つかりやすい場所で合図を送るばい。
そのほかの注意点も事前によく調べたり、現地に詳しい人からアドバイスを受けるったい。
また、自然保護にも気を配るったい。植物などを持ち帰らない、川や湖で洗剤などを使わないなどなど。もちろんゴミは持って帰ろう!
安全に楽しいトレッキングを!ですばい♪(Photo By Or Hiltch)
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